【体験談】旦那が育猫ノイローゼになって大変でした

旦那が猫ノイローゼにかかり、そして実家に帰ってしまいました。

猫は可愛くて癒される存在ですが、中には猫がいること自体にストレスを感じてしまう人もいます。

猫を飼い始めてノイローゼ気味になってしまう方も少なくはないでしょう。

私の旦那も実際に気が付かないうちにストレスが溜まりメンタル崩壊寸前まで追い込まれてしまいました。

本記事では「猫を飼うのが少し不安」「猫を初めて飼ってノイローゼ気味になっている」飼い主さんに向けて、私の経験やどうやって解決したかをお話します。

後日談

飼ったばかりの猫を里親に出すという選択肢も考えざるおえないような状況でしたが、1年後の今では旦那も猫ちゃんも仲良く過ごす事が出来ています!

 

猫ノイローゼに対しての周りの目

「猫ノイローゼ」と言われた時に、周りの人の意見はびっくりするぐらい冷たいです。

動物をなんだと思っているんだ
・覚悟が足りない
・責任を持て

正直に私自身も最初は旦那が何言っているのか理解できませんでした。

私の上の意見に同意していたからです。

飼い始めた猫でストレスを感じていることに対して周りの人は冷たい意見を向けてくると思います。

猫を飼っている人は、愛猫家とも言われるほどに猫を愛しているんですから

・何を言っているの?
・猫が可哀想

そういう風に思われてしまいます。「猫ノイローゼ」なんて到底理解されないです。

でも、育猫ノイローゼにかかってしまった人は言い出せないだけで結構多いんじゃないかと思います。

私の旦那も実際にかかり、今ではすごく気持ちがわかります。



猫ノイローゼの症状

旦那に出てしまった症状を実際に書きます。

1.寝れない

猫は夜行性だから、家の電気を消してから結構騒がしくなります。

そのタイミングが大体0時以降でした。

人がちょうど寝始める時間帯だから、仕事などで疲れている人ほど凄くストレスが溜まります。

2.猫のことを気にしすぎてしまう

・何か危ないことをしないか
・1人で寂しいんじゃないか
・ケージの中に入れてかわいそう

上のように猫のことが心配になりすぎて、凄くストレスに感じていました。

猫が自分の近くで寝ている時や、静かにしている時は大丈夫そうでしたが

興奮して、カタカタいじったり、走り回ったり、鳴き始めると気が気じゃないような感じでした。

3.ずっと暗い気持ち

ひたすらずっと落ち込んでいました。

寝不足も続いてなのか、仕事も手に付かずに漠然とした不安で胸が押し潰れそうになります。

夜も寝れないから外にフラフラと散歩に行っていて、

今思えば、物理的に猫から離れたかったのかもしれません…

4.食欲がなくなる

お腹は空くようですが、あまりご飯が喉を通らないような状況でゼリー飲料を飲んでいました。

5.胃が痛くなる

胃がずっとムカムカしているみたいで、胃薬を飲んでいました。

ストレスもすごかったのでしょう。

6.家で落ち着けなくなる

家の中が休まるところじゃなくなるみたいです。

旦那の話を聞く限り「家に他人がいる」ような状況に感じます。

イタズラされると自分の家を乱されているような感覚になります。

7.集中できない

猫が気になってしまうせいか、色々なことに集中ができなくなってしまうみたいです。

8.ずっと、これからこれが続くのかと不安になる

旦那はペットを飼ったことがなかったので、猫との生活が全くイメージできないみたいでした。

猫は10~20年生きるし生涯の相棒となります。

この先猫と何十年もうまくやっていけるのか不安になってしまいます。



育猫ノイローゼになってしまった原因

旦那が育猫ロイローゼになってしまった原因を私なりに分析しました。

大きく分けて原因は2つでした。

寝不足

寝不足が続くとメンタルはどんどん悪い方向へ進んでしまいます。

ですが、猫が夜に遊びまわったり構って欲しくて鳴いたりします。

それがいつまで続くかわからないとなると本当に苦しいですよね…。

心理的な原因

ペットを飼うことへの責任感が強すぎた。

もともと旦那はペットを飼った経験がなく、

お父さんやお母さんからは

「ペットを大事にしなきゃいけない。」
「飼うなら相応の責任を持たなければいけない。」

かなりペットを飼うことに関しての責任感が強かったようです。

そのせいで、猫を幸せにしなきゃいけないから、ちゃんと見なきゃと言った義務感もストレスに感じます。

猫ノイローゼの対処法

寝不足の対処法

昼間に遊んで生活リズムを確保

猫を飼っている人に聞くと、猫は段々と人の生活に合わせてくれるからリズムを作るしかないと言っていました。

そして、夜遊ばないためにも「昼間、猫ちゃんが疲れるまで遊ぶことが1番良い」と言っていたので実践したところ

最初30分ぐらいカタカタしていたのが、10分ぐらいにまで落ち着きました。

ちなみに我が家では以下の方法も試していました。

他にもできること
・寝る前に遊んで疲れさせる(逆効果もあるので注意)
・首輪に鈴が付いていたら外す
・ケージにカバーをかける

夜鳴きが原因の場合は?

夜鳴きしている時に猫を構うこと

子猫や若い猫で夜鳴きをしている場合は絶対に構ってはいけません。

詳しくは下の記事を見てみてください。

心理的な原因の対処法

心理的な症状
・猫のことを気にしすぎてしまう
・ずっと暗い気持ち
・食欲がなくなる
・胃が痛くなる
・家で落ち着けなくなる
・集中できない
・これからずっと続くのかと不安になる

この問題に関してはこんな言い方はいけませんが

「原因は猫」なんです。

食欲や胃の調子はその場で一時的に対処することはできますが、根本的な解決になりません。

だから、私は1週間ほど旦那に実家に帰ってもらって気分を落ち着けてもらうことにしました。

実際に、猫と距離を置くことでストレスや不安は段々と解消できました。

しかし、これも根本的な解決にはならないので、休んだ上で思考が元に戻った状態でちゃんと話し合いました。

実家に帰った時の話

実際に旦那が実家に帰って落ち着いたのは3~4日経った後でした。

旦那が実家に帰る前までノイローゼにかかり2週間ぐらい様子をみましたが、どんどん憔悴していました。

回復にはダメージを受けただけかかると思います。

旦那の場合は私が面倒をみましたが、一人暮らしの人はそうは行かないと思います。

頼れる人がいなくて家を空けられない時は、動物病院のペットホテルを利用してみてもいいかもしれません。

我が家でも利用していますが、もし何かあった時に処置してくれるので安心です。

責任感の強い飼い主さんはそんなのムリだと思うでしょう。

ですが、自分の心をまずは優先してあげてください。

その方が結果的には愛猫も幸せになると思います。

まとめ

まだ私たち自身が解決した状態とは言えませんが、こういうこともあるし、自分達だけが悩んでいるんじゃないってことを知って欲しくて書きました。

進行があれば書き足したいと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク