百獣の王ライオンと言われるライオンについて意外と知られていない種類や性格、生態についてご紹介します。
▼ライオンの種類は何種類?
▼ライオンの性格って獰猛なの?
▼種類ごとの違いは?
ライオンの情報を盛りだくさんで書いていきます。
Contents
ライオンとは
▼学名:Panthera leo
▼英名:Lion
▼寿命:10〜15年
ライオンは、ネコ科の中ではトラの次に大型の種類です。
かつてライオンはアフリカの大部分とアラビア半島〜インド中北部にかけて生息していましたが、乱獲などにより個体数は減り現在は絶滅危惧種にも指定されています。
アフリカでは直近の20年間で30〜50%まで生息数が激減しています。
ライオンのタテガミは1~2才頃から生え始めます。5~6年で立派なタテガミになります。
動物園に行くと、いつもだるそうに日陰で寝ているようなライオンですが、さすが百獣の王で時速60キロで走ることが出来ます。
ライオンの性格
ライオンは基本的に、人間を積極的に襲うことはありませんが、群れを守ったりしなければいけないため、縄張り意識が強く性格そのものは気性が荒いとも言われています。
しかし、実際に人と仲良くしているペットライオンもいるので一概には言えません。
英エディンバラ大学と米ニューヨークのブロンクス動物園による共同研究によって、アフリカライオンは家猫に最も性格が似ているとも言われています。
きっと“ハンターとしての一面”と猫のような”愛くるしい一面”の両方があるんじゃないかと思います。
ライオンの生態
ライオンの群れについて
ライオンはネコ科の中では珍しくプライドと呼ばれる群れを形成して生活をする動物です。
プライドの中での役割は、メスは狩りや子育てを行い、オスは群れを他のオスや外敵から守ります。
群れには、母と娘・姉妹・子供などの血の繋がったメスがオスを中心に形成しています。
オスの子供は3歳になると群れから追い出されて、他の群れのオスを倒して晴れて群れに入ることが出来ます。
放浪の期間オスライオンは、群れから追い出されて他の群れに入れるまでに餓死してしまうことも多いそうです。メスが狩りをするためオスは狩りが苦手なんです。
ライオンの子殺し
ライオンのオスは、オスを倒して新しい群れを獲得した時に前のオスの子供を全て殺してしまいます。
自分の遺伝子を持っていない子供はいらないということです。
残虐ですが自分の子孫を残すため、脅威になる存在を排除するためには仕方がないことなのかもしれません。
ライオンの種類一覧
ライオンの種類については学説が別れていますが、有力な学説では現存しているライオンは7種に分けられると言われています。
8種目のケープライオンは、すでに1860年頃に絶滅しています。
バーバリライオン
アンゴラライオン
トランスバールライオン
マサイライオン
インドライオン
セネガルライオン
コンゴライオン
ケープライオン(絶滅)
バーバリライオン
バーバリライオンは黒いタテガミが特徴的で、ライオンの中でも最大亜種と言われていて、大型のライオンです。
他のライオンとは違い森林を好んで生息しているライオンです。
現在では30頭弱しか生息していないみたいです。
アンゴラライオン
タテガミの色素が薄いことが特徴的です。
トランスバールライオン
トランスバールライオンの中でごく稀に全身が白いホワイトライオンが生まれることがあります。
▼ホワイトライオンやホワイトタイガーはアルビノじゃない?
マサイライオン
▼体長:[オス]2.6~3.3メートル、[メス]2.4~2.7メートル
インドライオン
▼体長:140〜195センチ
▼体重:120〜200キロ
インドライオンはやや小柄なライオンで、体色が薄く、尻尾の房毛が長く、タテガミは短いことが特徴です。
2015年現在は523頭のインドライオンが生息しています。
セネガルライオン
セネガルライオンのオスのタテガミはあまり発達しないそうです。
また、セネガルライオンの群れの規模は小さく個体数も少ないです。
コンゴライオン
コンゴの北東部に生息しています。
まとめ
今回はライオンの性格やライオンの種類、生態について特集しました!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
▼ホワイトタイガーやホワイトライオンの観れる動物園や豆知識
▼カンガルーの筋肉伝説について