【意外と知らない!】熊の種類や大きさ比較まとめ(画像つき)

世界には8種類の熊が生息しています。

熊といえば、獰猛で大きくて山で遭遇したらとんでもない動物です。

▼熊は何種類?どんな見た目?
▼熊の種類ごとの大きさや違い

などなど今回は熊の種類や大きさについてご紹介していきます。



“クマ”とは?

熊は体はずんぐりしていてフサフサで可愛いくて動物園でも人気がありますが

雑食性ですが、人間に危害を加えることも多々あり、平成28年には日本で100人以上が熊に襲われて怪我を負ったり亡くなっています

そのために熊は、必要以上に殺されたりして数が減っている地域もあります。

熊の仲間には、実はホッキョクグマを始めジャイアントパンダも含まれていてます。

熊の生態

ホッキョクグマを覗く、熊は主に山岳地帯や森林に生息していて植物食傾向の強い雑食です。

寒い地方や冬季に食料が少ない地域の熊は冬眠をして冬を越します。

熊食は美味しいの?

熊は絶対に生で食べちゃダメ

熊鍋などの料理でよく知られる熊食ですが、その味は個体によって匂いや味に差が大きく、その個体が生前に何を食べ物にしていたかによって変わるといわれています。

「鯨肉のような味」「硬くて脂濃い」「動物くさい」など幅広い味だと言われています。

ちなみに、熊肉で美味しい個体は、巣穴で冬眠中の3〜4歳の個体、または冬眠直前の熊です。どんぐりなどを食べていて冬眠で油が乗っているので美味しいみたいです。

熊肉の筋肉の中には、寄生虫”旋毛虫”が潜んでいる場合があるため、生食はとても危険です。



熊の種類一覧

熊の種類は、現存している種類が8種類絶滅してしまった種類が10種類います。

現存している熊の種類

▼食肉目クマ科
[ジャイアントパンダ属] ・ジャイアントパンダ
[メガネグマ属] ・メガネクマ
[マレーグマ属] ・マレーグマ
[ナマケグマ属]
・ナマケグマ
[クマ属] ・アメリカグマ
・ヒグマ
・ホッキョクグマ
・ツキノワグマ

熊の種類一覧

現存している熊8種類の大きさや特徴をご紹介していきます。

アメリカグマ


(出典:Wikipedia「アメリカグマ」)

●大きさ
[体長]オス:1.4〜2メートル、メス:1.20〜1.6メートル
[体重]オス:47〜409キロ、メス:39〜236キロ

●生息域
アメリカ、カナダ、メキシコ

基本的には体毛は黒色です。でも褐色の個体もいるなど地域や個体によっての違いが大きいです。

アメリカグマの食性は植物食傾向の強い雑食で、ヒグマを避けて森林などの木がある場所に生息しています。

ヒグマ


(出典:Wikipedia「ヒグマ」)

●大きさ
[体長]オス:2.5〜3.0メートル、メス:1.8〜2.5メートル
[体重]オス:250〜500キロ、メス:100〜300キロ

●生息域
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸

ヒグマはクマ科の中でホッキョクグマと並び最大の体長です。また日本の哺乳類の中で最大の種類です。

ヒグマは、現存しているクマ属の中で最も広く分布していてユーラシア大陸と北アメリカ大陸に幅広く生息しています。

ヒグマの食性は雑食だけど肉食の傾向が強いです。

ヒグマは人間を捕食することもあり、1度でも人を食べたヒグマは人間を襲う傾向があるのでとても危険です。



ホッキョクグマ

(出典:Wikipedia「ホッキョクグマ」)

●大きさ
[体長]オス:2.0〜2.5メートル、メス:1.8〜2.0メートル
[体重]オス:400〜600キロ、メス:200〜350キロ

●生息域
北アメリカ大陸北部・ユーラシア大陸北部・北極圏

ホッキョクグマは、全身が白い体毛に覆われているように見えるため、シロクマ(白熊)とも呼ばれています。

ホッキョクグマの体毛は中が空洞になっていて光が透けて見えることから白く輝いて見えます。

ホッキョクグマは地球温暖化の影響で小型化が進んでいて、平均体重が約40キロも減少しています。

ツキノワグマ


(出典:Wikipedia「ツキノワグマ」)

●大きさ
[体長]1.2〜1.8メートル
[体重]オス:50〜120キロ、メス:40〜70キロ

●生息域
日本・タイ・ロシアなどユーラシア大陸

ツキノワグマは、全身の体毛は黒または赤褐色で、胸部にある三日月型の白い斑紋が特徴的です。

基本的に夜行性で森林に生息しています。

ジャイアントパンダ


(出典:Wikipedia「ジャイアントパンダ」)

●大きさ
[体長]1.2〜1.5メートル
[体重]オス:約100キロ、メス:約90キロ

●生息域
中国

動物園の人気者のパンダもクマ科に属しています。もともと3種類のパンダが生息していましたが現存しているのはジャイアントパンダの1種類です。

パンダは生まれた直後はピンク色で毛が生えておらず、生後7〜10日で白黒の毛が生えてきます。

メガネクマ


(出典:Wikipedia「メガネクマ」)

●大きさ
[体長]1.2〜2.0メートル
[体重]オス:130〜200キロ、メス:35〜65キロ

●生息域
エクアドル・コロンビア・ペルー・ベネズエラ・ボリビア

メガネ熊は、現生種では本種のみでメガネグマ属を構成しています。

メガネクマは、名前の由来にもなっている目の周囲や喉に白や黄白色の斑紋が入っていてメガネのように見えることが特徴です。



マレーグマ


(出典:private zoo garden「マレーグマ」)

●大きさ
[体長]1.2〜1.5メートル
[体重]オス:130〜200キロ、メス:25〜65キロ

●生息域
東南アジア・スマトラ島・ボルネオ島など

マレーグマはクマ科の中で最小種です。アメリカではマレーグマの小ささから“Dog bear”とも呼ばれています。

マレーグマは視覚が発達していないので、食べ物を鋭い嗅覚で見つけています。

ナマケグマ


(出典:Wikipedia「ナマケグマ」)

●大きさ
[体長]1.4〜1.9メートル
[体重]オス:80〜145キロ、メス:55〜90キロ

●生息域
インド・ネパール・バングラデシュ・ブータン・スリランカ

ナマケグマは、全身は長い体毛で被われていて胸部にアルファベットの「U」や「Y」の白や黄色などの模様が入っています。

ナマケグマは爪を引っ掛けて木にぶら下がることもできて、その姿がナマケモノに似ていることからナマケグマの名前がついています。

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