こんにちは!女子大生のゴリラ子です。
皆さんワニの種類を全部言えますか??
ワニって見た目もかなり似ているのに、判別するのも難しいですよね。
▼ワニって何種類いるの?
▼ワニの種類の違いや大きさは??
▼種類ごとの写真は?画像は?
そこで今回はワニ全23種類の特徴や違いをまとめていきます!
ワニは大きく分けて3種類
現在、世界には23種のワニが存在しています。
その23種のワニは「クロコダイル科」「アリゲーター科」「ガビアル科」の3科に分けられています。
1番有名なのが「クロコダイル」だと思いますが、実はクロコダイルって名前のワニは存在していないんです。
「クロコダイル」はワニの種類の名前じゃなくて、「科」の名前なんです。
【ワニの種類】全23種
▼クロコダイル科:14種
▼アリゲーター科:8種
▼ガビアル科:1種
(Wikipedia参照)
クロコダイル科の特徴
一番多いのが「クロコダイル科」のワニで、14種います。
クロコダイル科の特徴は、口を閉じた時に下顎の前から4番目の歯が外から見ることができます。
鼻面は、三角形のように鼻先に向かって少し尖っています。
これだけ覚えていれば、動物園に行ったらワニの科の見分けが簡単にできます!
アリゲーター科の特徴
(参照:Wikipedia「ヨウスコウアリゲーター(アリゲーター科)」)
2番目に多いのは「アリゲーター科」で8種のワニがいます。
アリゲーター科は、クロコダイル科とは違い下顎の歯は外からは見えません。
鼻面はやや丸みを帯びていて、クロコダイル科と比べると鼻先の丸みがあって全然違います。
ガビアル科の特徴
(出典:Wikipedia「インドガビアル」)
「ガビアル科」は1種しかいません。
ガビアル科の一番特徴的なのが、クチバシのように尖った鼻先です。
ワニの種類の中で一番尖っています。
クロコダイル科の種類・大きさ・特徴
「クロコダイル科」14種類の大きさや特徴、違いをまとめていきます。
「アフリカクチナガワニ(クロコダイル科)」
(出典:カラパイア「アフリカクチナガワニの赤ちゃんが生まれたよ」)
▼全長:
3〜4メートル
=最大4メートル
▼体重:
不明
大きさは約3〜4メートルで、灰色っぽい体と細い口が特徴的です。
西・中央アフリカの熱帯雨林の河川や湖沼、マングローブの沼地に生息しているワニで、生息数わずか500匹とかなり個体数が少ない種類です。
「アメリカワニ」
(出典:Wikipedia「アメリカワニ」)
▼全長:
[オス]4.1〜4.8メートル
[メス]3メートル
=最大6.5メートル
▼体重:
[オス]400〜500キログラム
[メス]170キログラム
大きさは最大6.5メートルにもなる大きなワニです。
特徴的なのが大型種のワニですが性格は臆病で、人を見かけると逃げることもあるそうです。
アメリカ南北大陸の汽水域や海岸、河川の下流、湖沼に生息しています。
ちなみに、アメリカのワシントン州でゴルフ場にも出没するそうです。
「イリエワニ」
(出典:Wikipedia「イリエワニ」)
▼全長:
[オス]4メートル
[メス]3メートル
=最大7〜8メートル
▼体重:
[オス]450キログラム
[メス]170キログラム
イリエワニは最大7〜8メートルにもなる大きさのワニです。
ワニの中でも特に攻撃的な性格でさらに顎の噛む力は同種の中で最大級なのが特徴です。
海水域でもかなり強く、海流に乗って移動することもあります。日本では奄美大島、西表島、八丈島で発見されたこともあります。
「オリノコワニ」
(出典:venezuela「オリノコワニ」)
▼全長:
2〜3メートル
=最大6〜7メートル(近年では最大5メートルくらい)
▼体重:
[オス]約430キログラム
[メス]200キログラム
オリノコワニの大きさは2〜3メートルで、走る速さが特徴的です。
オリノコワニは地上で時速60キロで走ることができます。大型種のワニであるナイルワニの地上速度の約3倍も早く移動します。
地上で追いかけられたらひとたまりもないです。
「ナイルワニ」
(出典:Wikipedia)
▼全長:
[オス]4.2メートル
[メス]2.4〜3.8メートル
=最大6メートル
▼体重:
220〜550キログラム
かなり大型の種類で、獰猛な性格が特徴的です。
ナイルワニは、アフリカ大陸に生息しています。
人を襲うことでも有名なナイルワニの中で最も人を襲った”ギュスターヴ”と呼ばれる個体がいます。
伝説級の人喰いの記録を持っていて300人以上もの人が犠牲になっているそうです。
2008年以降ギュスターヴは目撃されておらず、現在の生死は不明です。
「ヌマワニ」
(出典:Wikipedia「ヌマワニ」)
▼全長:
[オス]3.2メートル
[メス]2.4メートル
=最大5メートル
▼体重:
200〜500キログラム
ヌマワニの大きさは最大で5メートル。口先が短く幅広いのが特徴です。
西パキスタンやインドなどに生息しています。
「シャムワニ」
(出典:Wikipedia「シャムワニ」)
▼全長:
3〜4メートル
=最大4メートル
▼体重:
不明
シャムワニの大きさは3〜4メートルほどで、灰色の体が特徴的です。
シャムワニのシャムはタイの旧名が由来します。
タイやインドネシアの低地の流れの緩やかな川や周辺の沼に生息しています。
「キューバワニ」
(出典:Wikipedia「キューバワニ」)
▼全長:
[オス]4メートル
[メス]3メートル
▼体重:
不明
キューバワニは3〜4メートルの大きさで、濃暗オリ-ブ色で黄色の小さな斑点があるのが特徴的です。
現在はキューバ国内の2箇所の沼にしか生息しておらず、生息数はかなり少ないです。
「オーストラリアワニ」
(出典:Wikipedia「オーストラリアワニ」)
▼全長:
2〜3メートル
=最大3メートル
▼体重:
不明
オーストラリアワニの大きさは2〜3メートルで明褐色の体が特徴的です。
オーストラリアワニは、基本的には淡水域で生活していますが、イリエワニと同じ場所(入り江など)でも生息しています。
海水域で生息するイリエワニに対して、淡水に住んでいることから「淡水のワニ」とも言われています。
「モレレットワニ」
(出典:Rep JAPAN ニュース・新着情報「モレレットワニ(グァテマラワニ)の取り扱いについて」)
▼全長:
2〜3メートル
=最大3メートル
▼体重:
不明
モレレットワニの別名グァテマラワニ。大きさは2〜3メートルで特徴などの情報は不明です。
メキシコ北部に生息しているワニです。
「ニューギニアワニ」
(出典:DATE FILE「ニューギニアワニ」)
▼全長:
3メートル
=最大3メートル
▼体重:
不明
ニューギニアワニは、濃いオリーブ褐色の体が特徴的で濃い色の斑紋がはっきりとあることからも、ワニ皮製品によく使われるそうです。
現在、ニューギニアワニは浅い沼や湖などの淡水域に1万頭以上生息しています。
「フィリピンワニ」
▼全長:
=最大2.5メートル
▼体重:
不明
画像や特徴に関するデータがほとんどありませんでした。
名前の通りフィリピンに生息しています。
「ニシアフリカコビトワニ」
▼全長:
最大2メートル
▼体重:
不明
ニシアフリカコビトワニは最大でも2メートルの小型のワニで、黒褐色の体が特徴です。
西アフリカ南部や中部アフリカ西部などに生息しています。
「マレーガビアル」
(出典:Wikipedia「マレーガビアル」)
▼全長:
3〜5メートル
=最大5メートル
▼体重:
不明
マレーガビアルは別名ガビアルモドキとも呼ばれていて、ガビアル科に似ているクチバシのように細い口が特徴的です。
アリゲーター科の種類・大きさ・特徴
「アリゲーター科」8種類の大きさや特徴、違いをまとめていきます。
「アメリカアリゲーター」
▼全長:
4メートル
=最大5.8メートル
▼体重:
不明
アメリカアリゲーターは扁平で幅広い口が特徴的で、平均4メートルもある大きい種類のワニです。
性格は、基本的に温和でおとなしいそうです。
「ヨウスコウアリゲーター」
(出典:Wikipedia「ヨウスコウアリゲーター」)
▼全長:
2メートル
▼体重:
不明
ヨウスコウアリゲーターの特徴は、濃褐色や黒、暗褐色の体に、淡黄色の縞模様が入っています。
ヨウスコウアリゲーターは、アリゲーター科では唯一ユーラシア大陸に生息しているワニです。
「メガネカイマン」
(出典:Wikipedia「メガネカイマン」)
▼全長:
2.5メートル
=最大3メートル
▼体重:
不明
メガネカイマンは、名前の由来でもある眼の間に隆起があり眼鏡のように見えることが特徴です。
大きさは、全長2.5メートルとワニの中では小柄な種類です。
「パラグアイカイマン」
(出典:Private Zoo Garden「パラグアイカイマン」)
▼全長:
[オス]2〜2.5メートル
[メス]1.4メートル
=最大3メートル
▼体重:
[オス]55〜60キロ
[メス]15〜25キロ
パラグアイカイマンはピラニアカイマンとも言われていて、固体では下顎の大きな歯が上顎を突き抜け、鼻の上に突き出すこともあるそうです。
「クチビロカイマン」
(出典:「File:Broad-snouted caiman zoo.jpg」)
▼全長:
2〜2.5メートル
=最大2.5メートル
▼体重:
不明
南米大陸中東部に生息。
クチビロカイマンは大きさは最大で3メートルになります。特徴は不明です。
「クロカイマン」
(出典:Wikipedia「クロカイマン」)
▼全長:
本来は6メートルだが、乱獲の影響で大型個体はほとんどいない
=最大4.7メートル
▼体重:
不明
カイマン属の中では一番大きい種がクロカイマンです。
「コビトカイマン」
(出典:Private Zoo Garden「コビトカイマン」)
▼全長:
1.2〜1.4メートル
▼体重:
6〜7キロ
コビトカイマンは全長1.2〜1.4メートルと小さい個体のワニで、最も小さいワニの種類とも言われています。
「ブラジルカイマン」
(出典:Wikipedia「ブラジルカイマン」)
▼全長:
1.7メートル以下
=最大1.7メートル
▼体重:
約36キロ
ブラジルカイマンは、落ち葉の色のような黄褐色の頭部が特徴で水中の落ち葉への擬態するそうです。
ガビアル科の種類・大きさ・特徴
「ガビアル科」14種類の大きさや特徴、違いをまとめていきます。
インドガビアル
(出典:Wikipedia「インドガビアル」)
▼全長:
4〜6メートル
=最大6メートル
▼体重:
不明
インドガビアルは唯一のガビアル科のワニです。
特徴的なのは尖った口先です。
クロコダイル科にマレーガビアルというガビアルモドキの種類がいますが、体の色がインドガビアルは真っ黒なのに対して
ガビアルモドキは体の色が黒と茶色のマダラ模様なので区別することができます。
真っ黒で口先が尖っているのがガビアル科のインドガビアルです。
まとめ
ワニの種類や特徴、大きさわかりましたか???
ワニはかなりどの個体も似ていますがよ〜く見て見ると色も模様も形も違うので、ぜひ比べて見てください◎
最後まで読んでいただきありがとうございます!