【象の種類一覧】ゾウの体重や種類や寿命 (画像付き)

動物園のスターの象。現存している陸上生物の中では最大の哺乳類と言われています。

▼象にはどんな種類がいるの?
▼象の寿命はどのくらい?
▼象の体重の重さ

などなど今回は「象の体重や寿命・種類」についてご紹介していきます。



象とは


(出典:Wikipedia「ゾウ目」)

ゾウは現生する陸上動物の中でも最大の哺乳類と言われています。ゾウ科の中には絶滅してしまったマンモスやナウマンゾウも含まれています。

ゾウは視力が弱く色覚がありません。そのため嗅覚や聴覚がとても優れています。

象の鳴き声は、車のクラクションぐらいの音圧があって10キロ先まで届きます

象の足裏は繊細すぎる

ゾウは大きい体に大きい足があって繊細そうには見えませんが、足の刺激が耳まで伝達されて30〜40キロ先の音も捉えることができるんです。

だから、遠く離れた地域の雨なども認識できるんじゃないかとも言われています。

象の寿命

象の寿命は60歳〜70歳で、20歳で成獣になります。

人間もだいたい20歳で大人になるので歳の取り方は似ているかもしれません。

象の種類

現存している象には2属3種がいると言われています。

▼アフリカゾウ属
・アフリカゾウ
・マルミミゾウ

▼アジアゾウ属
・アジアゾウ

ゾウ科には3種類以外にも様々な種類の象が属していますが、マンモスなど含めて絶滅しています。



象の種類一覧

アフリカゾウ


(出典:Wikipedia「アフリカゾウ」)

●体重:5.8〜7.5トン
●体長:6〜7.5メートル
●キバ:3メートル
●耳:大きく三角形
●性格:気性が荒い
●体色:濃い灰色
●寿命:60〜80歳

アフリカゾウは現存している象の中で最も大きい種類です。名前の通りのアフリカ大陸の各所に生息しています。

アジアゾウと比較しても身体や耳が大きく、気性が荒いことで有名です。

1日に100〜300Lの水を飲んでいて、草食性で600種類以上の草を食べていることもあるそうです。

アフリカゾウの嗅覚は非常に優れていて嗅覚に関する遺伝子数は2,000個もあります。

・人間:400個
・犬:800個

人間や嗅覚の優れている犬より圧倒的な嗅覚の遺伝子数なんです。

アフリカゾウは、ゾウを狩る民族と狩らない民族を嗅ぎ分けているとも言われています。

マルミミゾウ

●体重:2.7〜6トン
●体長:4〜6メートル
●キバ:最大1.8メートル
●耳:大きく三角形
●性格:比較的に温厚で人に慣れる
●体色:濃い灰色
●寿命:60〜70歳

小型の象で外見はアフリカゾウにかなり似ています。マルミミゾウの身体が小さい理由は、熱帯雨林に生息していて障害物の多い森林での移動に適するためだと言われています。

マルミミゾウは、アフリカゾウの中でも比較的に温厚で人に慣れるため北アフリカでは家畜化されていて戦いに使われていました。

アジアゾウ

●体重:4〜5トン
●体長:5.5〜6.4メートル
●キバ:最大2メートル
●耳:小さく四角形
●性格:比較的に温厚でよく人に慣れる
●体色:薄い灰色
●寿命:野生の平均70歳

アジアゾウは南アジア〜東南アジアで15~20頭程の群れを作って生息しています。

アジアゾウは人によく慣れることからアジア南部では野生のゾウを家畜にして、荷物の運搬や祭礼の行事などに使ってきました。

アジアゾウは森林に暮らしていて、1日のうち18時間も食事に費やしています。

アフリカゾウは気性が荒いことから、温厚なアジアゾウが動物園やサーカスで飼育されることが多かったそうです。

最後に

アフリカゾウとアジアゾウの違いや、種類や寿命がわかりましたか?

アフリカゾウに出会った際はお気をつけください🦍三

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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