有袋類は何種類いる?読み方は?アメリカとオーストラリアの生息種について

有袋類の代表的な動物はコアラやカンガルーがいますが

▼有袋類は何種類いるの?
▼読み方はなんて読むの?
▼有袋類の種類一覧
▼アメリカとオーストラリアの生息種の違い

などなど
今回は「有袋類の動物」について詳しくご紹介していきます。



“有袋類”とは


(出典:private garden zoo「コアラ」)

有袋類はオーストラリアや南北アメリカに生息している動物のグループの名前で、他の哺乳類の動物と比べると小さな子供を産むことが特徴です。

有袋類の読み方

有袋類は「ゆうたいるい」と読みます。

有袋類に属する動物のメスの多くに”袋がある”ことから有袋類と言われています。

有袋類の種類

有袋類の種類は大きく7目に別れています

以前はオポッサム目という1目のグループのみでしたが遺伝的な違いから7種に大きく分けられました。

▼オポッサム目
▼ケノレステス目
▼ミクロビオテリウム目
▼フクロネコ目
▼バンディクード目
▼フクロモグラ目
▼カンガルー目

この7種の目に別れています。



有袋類の種類数

有袋類は主にオーストラリアやその近辺の地域、南北アメリカに生息していますが、

・オーストラリア・その周辺:約230種類
・南北アメリカ:約100種類

=計約330種類

有袋類は約330種類が生息していると言われています。

大きく分けてオーストラリアに生息しているのが約230種類、南北アメリカに生息しているのが約100種類と言われています。

オーストラリアとアメリカに分けて種類をまとめていきます。

オーストラリアの有袋類

▼フクロネコ目
▼バンディクード目
▼フクロモグラ目
▼カンガルー目

上記4目を含む約230種類が生息しています。

フクロネコ目


(出典:Wikipedia「フクロネコ目」(タスマニアデビル))

フクロネコ目は、オーストラリアやニュージランドに分布している肉食の有袋類です。

現在は約70種類ほど生息しています。

オーストラリアで有名な“タスマニアデビル”もフクロネコ目に属しています。

バンディクード目


(出典:Wikipedia「バンディクード目」)

バンディクード目は、オーストラリアやニューギニア島に約20種類ほど生息しています。

雑食性で、尖った鼻先と長い耳、細長い尻尾が特徴です。

フクロモグラ目

フクロモグラ目は、現在2種類に分類されています。

フクロモグラ目に属している2種は、砂漠の砂の中に生息していて「砂の中を泳ぐ」のに適した円筒形の体をしています。

フクロモグラは、目が退化していてないそうです。

フクロモグラはオーストラリアで10年に数度しか発見されないらしくとても珍しい動物です。



カンガルー目


(出典:wikipedia「カンガルー」)

カンガルー目の動物はオーストラリアとその周辺に140種類以上生息しています。

カンガルー目は、さらに8つの科に別れています。

▼カンガルー目
・コアラ科
・ウォンバッド科
・ブーラミス科
・クスクス科
・フクロモモンガ科
・フクロミツスイ科
・ネズミカンガルー科
・カンガルー科

実は、コアラやウォンバッド、フクロモモンガもカンガルー目に所属しているんです。

アメリカの有袋類

▼オポッサム目
▼ケノレステス目
▼ミクロビオテリウム目

南北アメリカ大陸には3目・約100種類の有袋類の動物が生息しています。

オポッサム目


(出典:Wikipedia「オポッサム」)

オポッサム目は、南北大陸に生息している小型〜中型の有袋類で南アメリカを中心に80種類以上います。

毒ヘビにも抵抗性があって、狂犬病のような病気にもかかりにくい体質を持っています。



ケノレステス目


(出典:national giographic「ケノレステス、ペルーに新種動物の宝庫」)

ケノレステス目は南アメリカに5種類生息しています。

姿はネズミに似ています。

ミクロビオテリウム目


(出典:wikipediax「ミクロビオテリウム科」)

ミクロビオテリウム目は、南アメリカに分布している有袋類です。

オーストラリアの有袋類に最も近いと言われています。

「チエロオポッサム」1種類のみ属しています。

最後に

有袋類の動物の種類についてわかりましたか???

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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