バナナワニ園ってワニで有名ですが、実は日本で初めてレッサーパンダを飼育した動物園なんです。
\なんでワニ園がレッサーパンダ?/
と疑問に思っている方も多いと思うので、今回は「バナナワニ園になんでレッサーパンダがいるのか」について書いていきます。
Contents
熱川バナナワニ園
バナナワニ園では、名前のごとく17種類のワニと約20種類バナナを栽培しています。
その中でも「日本で唯一マナティを飼育している動物園」で「レッサーパンダを初めて飼育した日本の動物園」と知られざる情報がどんどんでてきます。
実際に私自身「熱川バナナワニ園」に旅行で行ってきましたが、
ワニ!ワニ!ワニ!バナナ!なのにちょこちょこレッサーパンダやマネティ、九官鳥がいたり…不思議な場所でした…
そんなバナナワニ園のレッサーパンダについて今回は徹底的に調べました!
バナナワニ園のレッサーパンダについて
(出典:バナナワニ園レッサーパンダ)
日本ではバナナワニ園でしか会えないレッサーパンダがいます。
バナナワニ園では、日本で唯一”ニシレッサーパンダ#を飼育している動物園なんです。
レッサーパンダには“シセンレッサーパンダ”と“ニシレッサーパンダ”の2種類がいて、よく動物園にいるレッサーパンダはシセンレッサーパンダなんです。
日本では2015年現在で258匹飼育していて世界の動物園のレッサーパンダの7割を日本で飼育しています。
バナナワニ園にいるレッサーパンダの頭数
バナナワニ園では13匹のレッサーパンダを飼育していて、国内でも有数の飼育頭数を誇っています。
バナナワニ園の赤ちゃん
2018/7/25にバナナワニ園でレッサーパンダの赤ちゃんが3頭生まれました!
7月25日にニシレッサーパンダの3つ子の赤ちゃんが誕生しました⭐︎これからの3頭の成長がとても楽しみです。
また、様子はツイッターでも報告します🍌🐊#バナナワニ園 #バナナワニ #レッサーパンダ #赤ちゃん pic.twitter.com/qCpcSrZouD— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年8月3日
まだ一般公開はされていませんが、バナナワニ園の公式ツイッターでレッサーパンダの赤ちゃん3匹の写真が投稿されています◎
レッサーパンダの赤ちゃんの写真
レッサーパンダの三つ子の赤ちゃんはいつも3頭仲良しです⭐️皆様に会えるのを楽しみに元気に成長してます❗️#バナナワニ園 #レッサーパンダ #伊豆 pic.twitter.com/FFbYItm0Jl
— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年11月12日
レッサーパンダの三つ子ちゃんの近況です❗️3頭ともにすくすくと元気に成長しています。今日はカメラ目線をくれた子をご紹介⭐️
オリビアママとシナモンパパの子供はどの子も可愛いです💕#バナナワニ園 #レッサーパンダ #伊豆 pic.twitter.com/dTvSFMBSau— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年10月23日
レッサーパンダの名前
現在バナナワニ園には、レッサーパンダが13匹飼育されています。
私が調べた限りでわかる名前↓
・よつばちゃん
・かがやきくん
・オリビアちゃん
・シナモンくん
・こだまちゃん
・まーゆ
・ライチ
・みつば
・つばさくん
(※バナナワニ園公式ツイッターより調査)
上記9匹のレッサーパンダと赤ちゃんレッサーパンダの3匹の13匹です!
ちなみに、みつばちゃん、つばさくん、かがやきくんの3匹は2017年に生まれたばかりでまだ子供のレッサーパンダです!
▼よつばちゃん
2才になりますます可愛くなったよつばちゃんです⭐︎この可愛さをもっと伝えたいと、rokoさん( @rokomm )と一緒に #ニシレッサーパンダ オリジナルグッズを作りました💕とても可愛くできました❣️分園売店で販売しております⭐️#バナナワニ園 #ワニ #レッサーパンダ pic.twitter.com/iVfdoDLzEH
— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年7月14日
▼かがやきくん
明日発売のちく☆たむ「どうぶつ!よーいドン!」の歌詞にもでてくるレッサーパンダを今日はパチリ📷ニシレッサーパンダのかがやきくんです🍌🐊カメラを近づけると、むくっと起きて、近づいてきてだんだんカメラ目線に…あっ、でも近すぎです…最後は鼻だけ💦#バナナワニ園 #レッサーパンダ #ちくたむ pic.twitter.com/oPmFMXauAf
— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年10月3日
▼こだまちゃん
こだまちゃんは新居も気にいり、リラックスしています。いろんな表情を見せてくれ、可愛いく癒されます❗️皆さんにお会いできるのをこだまちゃんも楽しみにしていると思います⭐︎#バナナワニ園 #レッサーパンダ #伊豆 pic.twitter.com/C0E8nkoZdO
— 熱川バナナワニ園 (@bananawanien02) 2018年8月22日
バナナワニ園にレッサーパンダがいる理由
開園と同年からレッサーパンダがいた!?
熱川バナナワニ園は1958年オープンしていて、同年にレッサーパンダがアメリカからやってきました。
1985年11月2日にアメリカのワシントン動物園から初めて日本にレッサーパンダが来ました。
その当時に「ブリーディングローン(動物園同士が相互に動物を貸借りする契約)」で日本の中の3箇所の動物園に1歳のレッサーパンダのつがいが入園しました。
・熱川バナナワニ園
・長野県茶臼山動物園
・日本平動物園
選ばれた動物園の中の1つにバナナワニ園が選ばれました。
なんでバナナワニ園なの?
バナナワニ園がレッサーパンダの預け先に選ばれた理由は、ワシントン動物園からのご指名だったそうです。
ワシントン動物園が、日本でのブリーディングローンの動物園を探したときに、当時バナナワニ園でワニの人工孵化を成功していたことに注目して、「珍しい動物の繁殖ができるのではないか」ということでバナナワニ園に目をつけました。
ブリーディングローン (Breeding Loan) とは、
動物園同士が相互に動物を貸し出し、あるいは借り入れする契約をいう。動物の所有権は残したままで、生まれた子どもは貸し手と借り手で分配する。(出典:Wikipedia「ブリーディングローン」)
日本に来た3組のうち、他の動物園のレッサーパンダは亡くなってしまいましたが、バナナワニ園では無事繁殖に成功しました。
日本初なのにどうやって成功させたの?
日本初のレッサーパンダ飼育をどうやって成功させたのかと言うと
当時のレッサーパンダの専門書は全部英語だったため、飼育員さんは専門書を読まずに毎日自宅に帰った後に園に戻って可能な限りレッサーパンダのケージに入り一緒に寝泊りしたそうです。
そのおかげもあって、メスのレッサーパンダが妊娠・出産した際には、飼育員さんに赤ちゃんを差し出して見せたそうです。
飼育員さんの行動力やマメさに驚きました。
最後に
バナナワニ園のレッサーパンダがたくさんいる理由には深いものがあったんですね。
今回は、バナナワニ園のレッサーパンダの赤ちゃんや飼育数、レッサーパンダがバナナワニ園にいる理由についてご紹介しました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼筋肉フェチに読んでもらいたいカンガルーの筋肉について
▼知りたくない動物園のリアルなお金事情
▼ゴリラがうんちを投げるのは”愛”?